未来を明るく照らす仕事人

みなさんは光目覚まし時計というのはご存知だろうか?

 

目覚まし時計と聞いて誰もが思い浮かべるのが、深い眠りにつき、誰にも邪魔されることのないユートピアにいる我々をけたたましい音ともに現実に引き戻してくるやつである。
読者の方々の中には目覚まし時計に憎悪の念を抱いた方や、感情的になり叩き割ってやった方もいるのではないだろうか。

ただ、そうした方が後悔の念に狩られる必要はない。やつ(目覚まし時計)はそうされるべき悪人なのである。
しかし、筆者とて一人のサラリーマン。会社に遅れて仲間に迷惑をかけるわけにはいかない。やつを使用しなければ安心して寝られないような体になっていた…。

 

そこで筆者はやつを使わずとも、朝時間通りに起きられることはできないのかと常々考え、ネットに書かれてあることを色々試してみた。

日中に日を浴びる
運動をして疲れておく
寝る前のスマホ、パソコン利用は控える
アルコールは控えめに
寝具に気を使う

等、全て気にかけたが、目覚まし時計を使わなくていいまでには至らなかった。

 

そんなある日、ふと友人から某テレビで紹介されていた【光目覚まし時計】というものを教えてもらった。

なんでも、”音”ではなく”光”を用いて人を起床させるのだそう。

そんなもので起床できるはずかない。
忙しい現代人の眠りの深さを舐めるな。

しかし、使用者のレビューを見るとなかなかの高評価。

典型的日本人(多数の意見にはしっかり従うスタイル)の筆者としては早速ネットでポチッと購入。

 

早速使用してみた。

 

翌朝

 

なんと、時間通りにスッキリ目覚めることができたのだ。

最初は信じることができなかった。

たまたまだろう。
光で起きられるはずがない。
現代人の眠りの深さをなめるな。

彼(光目覚まし時計)に対して疑心暗鬼になっていた。

しかし、その後も使用を続けていると毎朝しっかり起きれるのだ。

2週間たった頃には疑心暗鬼の心は彼への信頼に変わっていた。

 

そこで、なぜ起きられるのかということが気になっていた。

 

筆者は腐っても理系の端くれ。原因分析を怠ることはしない。

 

そして、ネットで調べてみたところ以下の理由が挙げられた。

人の体は太陽の光を浴びると「セロトニン」という体を目覚めさせるホルモンが分泌され、「メラトニン」という眠りを司るホルモンが抑制される。このセロトニンとメラトニンのバランスが良くなることで、夜自然に眠くなり、朝になるとスッキリ目覚めるという睡眠の好循環が生まれる。そのためには2,500ルクス以上の光を浴びる必要があると言われており、光目覚まし時計の太陽光に似た光によって、脳を目覚めさせることができるとされている。

 

人類が原子時代から培ってきたルーティーンである朝起きて日光を浴びながら伸びをすることを彼は寝ながらにして施してくれていたのだ。

素晴らしい。

購入から3ヶ月たった今、筆者の睡眠の相棒として今尚、枕の横に君臨している。

開発してくれた方、本当にありがとう。

ITや人工知能の開発が進む現代、最も求められているのは最先端を生み出すことではなく、人間が原始時代から続けていたルーティーンを思い出させてくれるものなのかもしれない。